2026.03.02 専務ラボ

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2026年3月号:相談の質が、保育の質を高める|専務ラボ

こんにちは、野口です。

 

今週から卒園式も始まり、年度末に向けて確認や相談も増える時期かなと思います。

今日は、相談の仕方について少しお話しできればと思います。

 

まず前提として、相談は大歓迎です。

 

主任さん、副主任さんは、統括や私、そして代表に対しても、遠慮せず相談してもらって大丈夫です。

 

ただし、相談というのは二人の時間でもあります。

そのことを少し意識してもらえるといいなと思っています。

 
相談のことを考える前に、少しだけ脳の話をします。
人の頭というのは、最初に目的がわからない状態だと、情報を整理するためにたくさんのエネルギーを使います。

 

例えば、

「今日、〇〇ちゃんがこういうことがありまして…」

 

というように背景から話が始まると、

聞く側は
「これは何の話なんだろう?」
と無意識に整理を始めます。

 

ここにエネルギーがかかってしまうと、
時間が増えてしまったり、判断の質が落ちてしまうこともあります。

 

そのため、まず最初に

「〇〇について相談したいです」
「保護者対応について判断を相談したいです」

というように、何の相談なのかを最初に伝えてもらえると、とても整理しやすくなります。

そうすると、相談を受ける側も一気に整理モードに入り、話がスムーズに進みます。

 

忙しい時ほど、結論から話すことは、実は脳にとっても優しいことなんですね。

 

例えば、

「〇〇くんの対応について、明日の方針を相談したいです」

このように、まず相談の目的を伝えてもらえると、とても分かりやすくなります。

 

そしてもう一つ大事なのは、

判断してほしいのか

意見がほしいのか

一緒に考えてほしいのか

このポイントも一言添えてもらえると、相談の質がぐっと上がります。

 

例えば、

「私はこう考えていますが、ここで迷っています」

この一文があるだけで、相談はより良い二人の時間になります。

 

つまり、

何の相談なのか

今どういう状況なのか

自分はどう考えているのか

何を助けてほしいのか

これを整理して相談してもらえると、とても良いですね。

 

副主任さんや主任さんも、みんなから相談を受ける場面が増えていると思います。

 

そのときには、

「今、一番困っている点はどこ?」
「何を判断してほしいの?」

というように整理を手伝うことも、ぜひ練習してみてください。

 

年度末は特に忙しい時期ですが、
相談を減らすのではなく、相談の質を高めることが大切だと思っています。

 

相談の質が上がると、
チームの質が上がり、判断の質も上がります。

 

そしてその積み重ねが、子どもたちの保育の質にもつながっていきます。

 

今年度も残り一ヶ月となりました。

 

お互いの時間を大切にしながら、
整理された前向きな相談を、園の中で増やしていってもらえたらと思っています。

 

今年度最後の一ヶ月も、よろしくお願いいたします。