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このページでは、毎月スタッフ向けに発信している内容を、皆さまにもご紹介しています。
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こんにちは、代表の村上 由美子です。
この夏は例年以上の暑さが続いていますね。
職員のみなさんも、子どもたちも、体調に気をつけながら、日々の保育に取り組んでくれています。
改めて、感謝の気持ちを伝えたいと思います。
さて、今回の全体会議では、「チームワーク」についてお話ししました。
こねこのーと保育園は、3つの園で日々たくさんの子どもたちをお預かりしています。
園の規模が大きくなっても、保育の根本は変わりません。
子ども一人ひとりの育ちを支えるために、職員同士の協力がとても大切です。
そこで、会議の中で職員にこんな問いかけをしました。
「自分の園はチームワークが取れていると思います?。」
「保育士のチームワークが大切なのはなぜでしょうか?」
ある職員は「子どもの成長のため」「保育を円滑に回すため」と答えてくれました。
また別の職員は、「相手の考えを尊重しながら、一緒に次の方法を考えることが大切」と話してくれました。
どれも、とても大切な視点です。
私からは、チームワークを築くうえで大切にしてほしいことを6つお伝えしました。
【チームワークに大切な6つのこと】
1. コミュニケーションをしっかり取ること
コミュニケーションが円滑であること。
悩みを共有し、助言し合える関係が、安心して働ける環境をつくります。
2. 役割分担を明確にすること
「これは誰の仕事だろう?」が曖昧になると、すれ違いや誤解が生まれます。
それぞれの役割がはっきりしていることが、スムーズなチームワークにつながります。
3. 共通の目標を持つこと
子どもたちの成長と発達のためにという共通のゴールを持つことで、個々の動きが一つの方向にまとまります。
4. 感謝の気持ちで仲間を信頼すること
一緒に働く仲間、上司や部下に対して、「この人は大丈夫」「やってくれてありがとう」と感謝の気持ちで信頼すること。信頼がなければ、チームワークは成り立ちません。
5. 柔軟性を持つこと
状況によって仕事や役割が変わることもあります。
「私がやらなきゃ」と一人で抱え込まず、「じゃあどうしたらいいか」と頭を柔らかくして考えられる、そんな柔軟性が大切です。
6. 問題解決に向けて動けること
「どうしたらこの問題を自分たちで解決できるか」を、みんなで考え、話し合って、実際に動いてみる。それがチームの成長にもつながります。
保育は、誰か一人の力ではなく、チームで支えるものです。
保育士同士が助け合い、思いやりを持って働くことで、子どもたちも安心し、のびのびと成長していきます。
私自身も、みなさんと一緒に考え、より良い保育を目指していきます。